オメガ3が含まれる食品リスト 効果的にオメガ3を摂取するには?

オメガ3は心臓病や脳卒中のリスクを下げるのに役立つと言われています。卵やピーナツバターなど、あらゆるものにこの健康的な脂肪が加えられています。また、サーモンやマグロなどの魚からも自然に摂取することができます。

オメガ3系には様々な種類があります。ALA(α-リノレン酸)、DHA(ドコサヘキサエン酸)、EPA(エイコサペンタエン酸)です。

体内でALAをDHAとEPAに変えることができますが、あまり効率的ではありません(植物由来のALAのうち体内でDHAとEPAに変換できるのは約15%)。そこで、多くの管理栄養士がサプリメントからDHAとEPAを摂取することを勧めています。

オメガ3系栄養素の必要摂取量に関する標準的な勧告はありませんが、栄養士は成人の適正摂取量(AI)を男性で1600ミリグラム、女性で1100ミリグラムとみなしています。ツナ缶(6オンス)には約450mg、サーモン(3オンス)には約600mgが含まれています。栄養強化食品には100mg以上のものもあります。

次回スーパーに行くときは、この買い物リストを持っていきましょう。

魚:オメガ3脂肪酸の主な摂取源

オメガ3が豊富な魚介類を探すには、以下のようなものがあります。

アンチョビ
オヒョウ
ニシン
サバ
牡蠣
サーモン
イワシ
マス
マグロ(生・ライト、水煮缶詰)

オメガ3が強化された乳製品とジュース

オメガ3脂肪酸が強化された食品には、次のようなものがあります。


マーガリン
牛乳
ジュース
豆乳
ヨーグルト

オメガ3が含まれる穀物・ナッツ類

パンやパスタは、オメガ3が添加されている可能性のある食品の一部です。オメガ3系は種子やナッツ類に多く含まれ ています。オメガ3系が含まれている食品を探すには、次のような方法があります。

パン
シリアル
亜麻仁
小麦粉
パスタ
ピーナッツバター
オートミール
かぼちゃの種
ピザ(パッケージ
小麦粉のトルティーヤ
クルミ

ALAオメガ3が含まれる新鮮な農産物

野菜、特に緑の葉物野菜は、オメガ3脂肪酸の一種であるALAの良い供給源です。ALAは他のオメガ3系脂肪酸であるDHAやEPAほど強力ではありませんが、これらの野菜にはオメガ3だけでなく、食物繊維やその他の栄養素も含まれています。

芽キャベツ
ケール
ほうれん草
ブロッコリー
カリフラワー

ALAオメガ3が含まれる油

油もALAオメガ3の良い摂取源となり、以下のようなものがあります。

キャノーラ油
タラ肝油
亜麻仁油
マスタードオイル
大豆油
クルミ油

オメガ3が含まれる離乳食ヘルシーエイジング

オメガ3系脂肪酸のDHAは、赤ちゃんの脳の発達を助けるという研究結果があります。

ベビーシリアル
粉ミルク
ベビーフードの瓶

その他のオメガ3強化製品

また、オメガ3はいくつかの製品にも含まれています。

サプリメント
子供用および大人用ビタミン剤
ミールリプレイスメントバー
プロテインパウダー
ウェイトロスシェイク

多くの栄養素と同様に、強化食品、加工食品よりもホールフードが適しています。オメガ脂肪酸は、過度に加工されたり、古くなると酸化する可能性があるので、新鮮なものがよいでしょう。

オメガ3系を1日3グラム以上摂取すると、アスピリンなどの抗血小板剤を服用している人は出血しやすくなる可能性があります。また、HIV/AIDSなどの免疫不全のある方では、免疫反応や炎症反応を抑える可能性があります。しかし、一般的な食事から摂取することはあまりないでしょう。オメガ3のサプリメントを大量に摂取する前に、主治医に相談してください。